今期(6期)のレポートも最後のレポートとなりました。
2名で始まった今期のグローバルスクールも7名にまで増え、
色んなヒトと出会い、「自分」と向き合い戦い、大きな波を乗り越えて、全員が無事帰ってくることができました。
少しは、『自分のこと』『ヒトのこと』好きになれたのかな?
クルーズの頭に、コミュニケーショントレーニングを受けていた頃は
『友だち』や『仲間』と呼べる人は、できるのかな?と不安だったスクール生ですが、それぞれが居場所をみつけたり、自分で居場所をつくったりと、あの不安はドコへ?という“今”をむかえています。
船内運営を手伝う船内チームで活躍したり、自主企画を企画したり、GET(語学トレーニング)で学んだり、洋上ミュージカルに出演したり、麻雀したり、夜な夜な飲み語ったり、恋しちゃったり(笑)…と大忙し!
グローバルスクールの授業に人が集まらないことが寂しくもあり、それぞれの巣立ちが嬉しくもある担当者の私(青木)です。
始まった頃の写真と比べると、スクール生の表情も自信の表れなのか一皮むけてキリっとしたように感じます。
「この旅に参加してよかったのかな?」
「自分は変わることできたのかな?」
と、この特殊な経験を消化するには時間がかかることでしょう。
地球一周という大きなプロジェクトを達成できたことには、強く自信を持って欲しいなと思います。
最後に、ラストアクションと卒業式のレポートを、お送りします。
青木友里
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■ラストアクション編
この旅で培ったことを、自分のスタイルで表現してみよう!
「ラストアクション」を行いました。
なかなか集まることができなかったので、準備はそれぞれで。
みんなバラバラがおもしろい、決まったカタチに囚われず「持ち時間は1人5分~10分でね!」とお任せ。
前日に流れの確認をして、当日をむかえました。
スピーチで表現するヒトもいれば、歌ってみたり、演奏してみたり。
準備の時には「全体が45分くらいで終わっちゃうかもね」と話していたのに本番を迎えると表現したい「思い」が強すぎて60分を越えてしまいました。
「この旅に出る前は、当たり前に近くにいて支えてくれた大切な人からの自立を目指して、この旅に参加しました。」
「ヒトは苦手だったけど、ヒトの温かさを知りました。」
「これからも付き合っていきたい友だちができました。」
…などなど、それぞれの思いを発表しました。
会場は涙するヒトで溢れ、心がキュンと締め付けられる発表ばかり。
自分の心の内を、人前でストレートに表現することのできたスクール生は、強いなぁと感じた一日になりました。
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■卒業式編
卒業式では、いつものように輪になって
それぞれにメッセージを送り合いました。
「ミュージカルかっこよかったよ」
「最初は怖かったけど、今は怖くない」
「あなたの存在が、私の居場所でした」
「いつも声かけてくれてありがとう」
「変わったよね」
…と。
みんな、それぞれの場所で過ごした今期のスクール生たちでしたが
同じ家(船)には、自分の心の内を打ち明けられる仲間がいて
その存在のお陰で、安心して自分のやりたいことをやれた旅となったようです。
『日本に帰ってからも何かあったら連絡してね』
グローバルスクールは、卒業です。
この旅での経験を糧に、できた仲間を大切に
それぞれの居場所をみつけ、居場所をつくり
個性を大切に、自分を押し殺さない
生き方を貫いて欲しいなと思います。
支えてくださった、応援してくださった皆様
そしてスクール生のみんな、ありがとうございました!
第6期グローバルスクール担当:青木友里