コミュニケーショントレーニングプログラム~79回クルーズ~

今日も、船からのレポートをお送りします。

———————————————

本日は、コミュニケーショントレーニングプログラムの1コマを紹介します。
今回もレポーターは、グローバルスクール生の「いくちゃん」です。

* * *

今期(6期)のナビゲーターは、
詩人カウンセラーの佐藤由明さんです(※写真左)。

授業は、毎回「今の感情」を皆に伝えることから始まります。

ちなみに授業の中でシェアされた内容は、グローバルスクール内だけの秘密。
プラスの感情もマイナスの感情も、
みんなでシェアすることで気持ちが軽くなることを感じました。
授業では、今まで生きてきた中で「一番嬉しかったこと」「一番悲しかったこと」
「一番恥ずかしかったこと」、そして「一番辛かったこと」をシェアしました。

みんなの話を聞いて、今まで知らなかった相手のことを
ちょっとだけ、のぞけた気がしました。
それは、私の中でなんだか嬉しいことでした。

プログラムの最終日には、これまでお互いの心の中をシェアして気づいた
一人一人の好きなところをみんなの前で相手に告白しました。

この告白は、ただコトバを伝えるだけではなく、
相手と正面に向き合い、
目を真っ直ぐに見て語尾に「○○の…な所が大好きです」とつけて伝えました。

日常生活を送る中で、真っ直ぐに「大好きです」と伝えること、
そして逆に言われることは、ほとんどありません。
私は初めてでした。
伝える時も受け取る時も
恥ずかしいような、嬉しいような
くすぐったい気持ちになりました。

授業が始まった当初は緊張感も抜けず、
相手のことも分からずよそよそしい雰囲気でしたが、
授業が進むにつれて雰囲気が変わっていきました。
話している相手の方に身体を向けて、
目を見て、聞くことが自然と身に付きました。

いつも明るく笑っていた子が涙を流す場面も見ました。
そして一つのことでみんなで笑い合いました。

スクール生の中の一人が授業の中で、
「ココは人間をやっている場所」と言っていました。
私もそう思います。
だから、そんな時間を皆で共有できて嬉しかったです。

———————————————

日本社会の流れの中で、その流れに遅れまいと慌てて歩んできたのなら、
どこかで一度立ち止まって、ゆっくり踏み出し直すことが、
必要なのかもしれないなと、思っています。(恩田)

▼コメントへの返信

吉田さん>>
応援ありがとうございます!!
見守っていてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です