BLOG ブログ – ピースボート グローバルスクール元不登校・引きこもり経験者が発案した洋上フリースクール
ひきこもり、世界を旅する──不登校からひきこもり、ひきこもりから旅に出た恩田夏絵のブログ

2014年 9月25日

不登校経験者のとある1人が、大人になってから思うこと

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昨日のブログに、たくさん反響いただいていて嬉しいです。ありがとうございます。思ったことや感じたこと、あったらぜひ教えてください。
ブログページ左の『恩田夏絵へメッセージを送る』へどうぞ。
 
さてさて今日は、不登校の話しますよ。
先日、不登校経験者(わたし)が無事社会人になった今思うこと、という視点でつぶやいたのですが、それをまとめたらアクセス数が8000回を越えたそうですので、ここでも紹介しておきます。
 
ことの発端は、不登校新聞さんの記事『不登校の5年後、82%が就学・就労』を読んで思ったことを綴ったことからはじまりました。
 
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toggeter【不登校経験者のとある1人が、大人になってから思うこと
 
1)私がまだ現役不登校だった頃。(今から10~15年くらい前)。まわりに不登校経験者の現役社会人なんていなくて、“みんなが当たり前のように行っている学校に行けない自分”は、“将来仕事のできる大人になることはできないんじゃないか”、ということで随分悩んだわけです。
 
2)そのうち、“できないんじゃないか”という不安から、“できないんだろう”というよくわからない確信に。今思い返せば、自己肯定感の低さがそれを決定付けたのだろうと思います。ですがそんな私もアラサーになった現在、どうやら不登校であるからというだけでは就職にはマイナスにはならなそう。
 
3)この間見てて思うのは、“不登校”=つまり学生、と言えるうちは割となんとかなる。高認/大学/専門学校/資格を取る、所謂レールに戻る筋は見つかりやすい。再チャレンジするなにかがあれば、比較的戻りやすいのだと。(個人的に戻ったからなんだ、とも思いますけど)
 
4)“不登校である”ということよりも、その期間でどれだけ自己肯定感を培えるか、ということは重要だなと思います。でも同時に、これ学校行ってる人でも自己肯定感ないヒトはたくさんいるので、この点で不登校特筆するのもちょっと違う気もする。(自分で書いててなんですが)
 
5)不登校であることに劣等感しか持たないタイプと、劣等感はあるんだけど、でもどこかで不登校という“マイノリティを生きている”アイデンティティ、みたいなのを持っている人も少なくないと思っていて。
 
6)そんな子は、しっかりとその子という人間を認めてあげる大人がまわりにいれば、割とすくすくいい感じの大人になっていくなーとも思っています。達観しているような。センスのいいような。芯のあるような。
 
7)うちの子不登校になっちゃった、という親御さんにはぜひ子どもが「これは」と自信持てるところを伸ばしてあげてほしい。先生も、とりあえずその“マイノリティ”を生きているその子を認めてあげてほしい。(でも、“学校に戻ること”を前提としていたら全然響かないヨ!)
 
8)不登校してましたけど私いま仕事して生きてますし、昨年結婚しましたし、高給ではけしてけしてないですけど、でもなんとかなってます。不登校という仮面に惑わされずに、その”人”と向き合っていれば、大丈夫だと、私は思います。
 
ということを、うちの子不登校になっちゃったどうしよう!このままひきこもりになったら!親のほうが先に死ぬのにこの子はどうやっていきていったらいいの!!とテンパっている親御さんにささげます。
 
(勝手に)
 
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特に、不登校経験のある方から、共感したよー!とお声たくさんいただきました。そんなにたくさんもらえるなんて思ってなくてわたしもビックリ。ひとつひとつのメッセージ読んで、そうだよねそうだよね、うんうんうん、と頷きました。
 
『不登校』も、数ある生きる道のひとつでしかない。
寄り道しても大丈夫。行き止まりだったらちょっと戻ったらいいだけ。
思っているほど、“こうでなきゃいけない”なんて人生は、ないのだと思えたときが、わたしが不登校の呪縛から逃れた瞬間でした。
 
引用させていただいた、不登校新聞さん。
不登校の親御さんには特にオススメしてます。
どうぞじっくり読んでみてください。

Category - 恩田の話

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