研修会から思い返す結婚式のこと

先週末は、白金にある結婚式場へ。
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの略)への理解を深め、サービスに活かしていく為の研修会でのお手伝いでした。
 
同性結婚式をあげた者として、当事者体験をお話ししてきました。
と言ってもほぼノロケ話だったとは思いますが・・。
それでも、目を輝かせながら、何度も頷いている方も数名いらして、自分の仕事にプライド持ってやっているのだなーということが伝わってきました。
 
どんな方々といっしょに作ってきたのだろう。これからどんな方々といっしょに作っていくのだろう。人も生き方も、考え方もみんなそれぞれ。これから先のどこかで、私の話が少しでも役に立ったら幸いです。
 
今回こういった機会をいただいて、
また、ちょうどその時、尊敬する先輩の結婚式のお手伝いをしていたこともあり、改めて自分のなかで結婚式というものがどうだったのかということを考えました。
 
結婚式に『人生を変えられた』、と言うとおおげさかもしれないけれど、でもやっぱり結婚式をやった人生と、やらない人生では、全然違っただろうなと思います。
 
人生の中で、“自分のため”に人が集まってくれることっていつなんでしょうか。誕生、結婚式、葬式・・とはよく言いますが、大体そうなんだと思います。
“恥ずかしい”、“自分のために悪い”、なんて気持ちも湧いたりするのでしょうが、その先に見えてくるもの、感じることがありました。
 
自分の人生にどれだけの人が関わっているかということの可視化。
それは、生きることへの肯定感に直結します。
健やかに生きていく為に、“自己肯定感”は欠かせません。
自己肯定感のない人間が、それを自分ひとりで培うことは不可能です。
それは、他者からの承認によって得られるものだからです。
 
あの日、『結婚式』というカタチで、人生最大の“承認”を得られたわたしはもう二度と、自ら死のうとはしないんだろう。そんなことを想いました。
 
 
グローバルスクール
グローバルスクール
 
お声をかけていただいた虹色ダイバーシティさま。
貴重な機会をありがとうございました。

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