とある卒業式のこと

卒業式

今日の日記は長いです。

最近親しくさせて頂いている高校の卒業式に参加させて頂きました。
来賓、ってやつですね。
自分が一番最近卒業したのは高校なので6年前。
その時は、次卒業式に参加するのは自分の子どもの卒業式だと思っていたので、
(それもそれでいつの話になるやらと言う感じですが・・・)

こんなにすぐに参加するとは思ってもみず、ふつうに戸惑ってしまいました。

来賓席に座っている自分がやけに浮いているように感じました。
まぁ明らかに他に座ってらっしゃった諸先輩方よりは若かったので感じたと言うより、実際浮いていたのだとは思いますが・・・

まさか自分が来賓席に座るとは・・・

卒業式もとても素晴らしいものでした。

そこの高校は、不登校や引きこもり経験のある生徒さんが多い学校で、

自分が楽しく学校に通えるなんて思っていなかったんでしょうね。
晴れて卒業を迎えられたことで自信に満ちあふれた、
また大好きな場所を離れると言う寂しさを顔いっぱいに表現していました。
その姿に、私も、忘れていたものを思い出させてもらいました。

私は、まともに卒業式に参加したことなかったので、
こんなに想いの詰まった卒業式に参加させてもらい、とってもビックリしました。
みんな学校大好きなんですね。

卒業生答辞も色々感じることが多かったんですが、
私が特に印象に残ったのは、保護者の方の謝辞でした。

お子さんが不登校になり、戸惑った話。
それまでふつーの子だったのに、突然の不登校になった焦り。
学力やコミュニケーション力などを他のお子さんと比べての焦り。

子どもを理解できない不安から、辛くあたってしまったり、家の空気が重く苦しくなったこと・・・

親として何もしてあげられないもどかしさが苦しかったという話は、自分の家族のことやグローバルスクールの生徒を通して感じる家庭に通じるもので、考えさせられました。

その方は、ある『気付き』を得てから、良好になったと語ってくれました。

それは、

『この子が“元気に生まれてくれた”という感動』。

産み落とした瞬間に感じた、
生きているだけで素晴らしいということ。

そこに気づけてから、焦り過ぎることなく良い関係を築けるようになり、良い学校にも出会うことで子どもがどんどん元気になっていった。
その安心と感謝を語ってらっしゃいました。

よく言いますが、教育=共に育つで『共育』。
こうして、子どもと共に、素直に育っていける親になりたいなぁ、と思いました。

そうした親や、先生、友だちに囲まれて卒業していく生徒たちは、
きっと将来、良い親になるんじゃないかな、とも思いました。

あたたかくて、とっても素敵な卒業式でした。

お邪魔させていただきまして、ほんとにありがとうございました。

合唱曲はいきものがかり。
(めっちゃ良い曲だった・・・!)
今ってほんとにメジャー曲なんですね。ビックリ。

▼2/28の日記コメントへの返信

>> ムネママ
そこまで絶賛してもらえるとは・・・苦笑
そうしたあったかい声にとっても励まされます。
ありがとうございます。

東京でもしっかり手伝ってもらっちゃいましたよ。

あ、ゆべしありがとうございました!
めちゃ美味しかった(^ω^)

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