船から、日々の様子が送られてきました。
天気もよくて、楽しそう。
クラスの雰囲気も良さそうです!
今日のレポートは、受講生のアヤちゃんです。
* * *
毎日ちょっぴり早起きして、私は毎日『朝活*』に行っています。
朝活は太鼓とピラティスが選べるけど、私は今は太鼓をしています。
朝、海を見ながら、太陽の光をあびて一日がはじまるので、気持ちがいいです(´∀`)
体も心もスッキリします。
海が見える日常は、まだ何だか日常的じゃない感じ・・・。
私は「エルシステマ」といって、ベネズエラで貧困や犯罪と、となり合わせの日常の中にいる子供たちが、よりよい人生をおくることができるようにと、作られた音楽教育プログラムなのですが、今、エルシステマのメンバーの方が船に乗っていて、私はその方々のサポートメンバーになりました!
そして、日本語を教えることになりました(・´з`・)
それがあるので、朝活ときどきいけないかもしれないけど、エルシステマも楽しみです♪
朝活の話にもどりますが、私は太鼓が初めてです。
けっこう難しいなぁ〜。これからたくさん練習して、楽しくなったらいいなぁ〜。
まだ陸にはついていなくて、船の中にずっといるので、いい運動になります(^ω^)
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*朝活
グローバルスクールのプログラムのひとつ。
3か月間の船旅の中で生活リズムを作るために、朝は太陽の光を浴びながら軽運動をしています。
リズムができることで、心と身体の健康つくりをします。
クルーズによって運動の内容も変わったりしますが、今回は和太鼓。
今回のクルーズディレクターでグローバルスクールの校長でもある井上直さんは、小倉祇園太鼓の名手です。また、担当の村田せんちゃんも直さんに太鼓を習った叩き手なんですよ。
おかえり、そしていってらっしゃい
ちょっと間が空いてしまいましたが、
79回クルーズ帰航と80回クルーズの出航に行ってまいりました。
帰航も出航も、グローバルスクールの生徒が集まってくるので、
小さな同窓会みたいになります。
その瞬間が、わたしは結構好きです。
この旅で、3か月間で、どんなことがあったんだろう、
どんなストーリーができたんだろうと、
ちょっと思いを馳せるだけで、ワクワクします。
ちょっとだけ、大丈夫だったかなーと、不安に思う気持ちもあります。
でも帰ってきたその表情を見たら、
良いことも、嫌なこともあって、
それも含めて良い旅にできたんだろうなーと思います。
ベタですが、
地球一周の船旅を終えて、
また新しい旅がはじまりです。
いや、そもそも人生とは、
旅のようなものなのかもしれません。
旅にはいろんな旅があるように、
人生にもいろんなカタチがあると思います。
旅の仕方が色々あっていいように、
人生も色々でいいんじゃないでしょうか。
回り道したってよくて、立ち止まることがあってもよくて。
みんながそれぞれ、自分なりの人生を歩んでいけるように。
共に、支えながらいきてゆきたいものです。
そしてまた、新たな船旅の出発です。
乗船まで、色々な問題や葛藤を抱えて向き合ってきた受講生が、
それを乗り越えて、希望と不安を持ちながら船に乗っていく姿を見ると、
胸がこうグッとなって、目頭が熱くなります。
それだけでもう、「今日からまた頑張ろう」って思うことができます。
それはつまり、悩みや辛さを抱えながら、迷いながらも前に進み続ける彼らのその姿が、諦めなければなんとかなる、ヒトは決してひとりじゃない、という強いメッセージなのではないかなと思います。
今回の旅もまた、
良いことも悪いこともある、
素敵な船旅になることを願っています。
Bon voyage!