出版のお知らせです。といっても私ではなく、パートナーの室井が著書「恋の相手は女の子(岩波ジュニア新書)」を出版しました。
幼い頃にレズビアンではないかと気づくも、隠し続けていた彼女がどんな道を歩み、またこの先になにを思うのか、室井舞花というひとりの人間の視点から、人や時代の変化を綴った本になっています。
『LGBT』というワードが取りだたされるようになった今だからこそ、知る必要があるんじゃないのか、と思います。LとGとBとT、性的少数者、それぞれの言葉では語りきれないほど、この世界や生き方は多様です。色んな当事者の声を聞いてほしいと思います。
使い古された言葉ではありますが、それでもやっぱり“まずは知るところから”。
女らしくでなく、男らしくでもなく、“自分らしく”生きる-
セクシュアルマイノリティに該当せずとも、すべての人に共通することだと思います。
私も校正・編集を手伝いました。言葉の言い回しや表現の仕方をすごく気をつけました。読みやすい本になってます。読書が趣味の方は大体2時間くらい。活字が苦手なひとでも2日で読めたと聞いています。
もちろん私のことも出てきます。グローバルスクールのことも少し紹介してもらいました。
大きな書店には大体置いてあるとおもいます。なければ、取り寄せていただくか、amazonか岩波書店オンラインショップなどでオンラインでの購入が便利です。ご家族・友人間での回し読みも大歓迎。ぜひお手に取ってみてください。
PHOTO:Ueno Yoshinori