SPIEGELに載りました。

元ひきこもりとしてドイツのニュース紙『DER SPIEGEL』の取材を受けまして、現在発売中の号に載っています。
 
日本のこの“ひきこもり問題”というのは、世界的にみても先進的な現象だと思います。(皮肉、ですよ)
 
なにが原因でそうなってゆくのか。
そこからどうしてゆくのか。
課題は尽きません。
 
色んな状態を見ていると浮かび上がってくる傾向。
見え隠れする絶望。
 
このままこの状態が続いたら、とても大事なものを失ってしまうのではないかと、わたしはときたま恐ろしくなることがあります。
 
焦りと、途方もない感じ。
でもその狭間に、希望のようなものがあるのも、それもまた実感していることです。
 
鎌田實さんではないですが、がんばらない。
けど、あきらめもしない。
 
なんにせよ。世界的にとても有名なSPIEGELに掲載されたこと、光栄に思っています。

NEWS ZEROに出ました。

事前告知ができなかったのですが、昨年末に日テレさんの取材を受け、12月25日のNEWS ZEROで放送されました。
今回は、不登校・ひきこもりではなく、パートナーの室井とセクシュアル・マイノリティとしての取材。
一昨年に東京都庁で同性結婚式を挙げたこと。室井がはじめた教科書の改訂を求める署名キャンペーンにも触れていただきました。
 
▼番組サイト
板谷由夏 LIFE『日本のLGBT 2014年12月25日放送分』
 
放送を拝見して、LGBTのあらゆる現状、差別、苦悩、意外とふつーに生きている人間だということ、どういう動きが必要で、どういう動きがあるのか、短い時間ながらもできるだけいろんな視点で描こうとしていたことを感じました。
 
テレビ業界の制作スピードもちょっとだけ体感。
ひとつのものを作り上げる速度の速さに驚きました。
お話しを頂いたときは不安もありましたが、制作チームの方々の熱意を感じる取材となり、お受けしてよかったなと思っています。
 
板谷さんもほんとに素敵な方でした。
生きるとか、にんげん、ってものの多様さを、きちんと理解している方。それは知識というよりも、感覚として沁みついている人だったなーと思いました。やわらかくて、健やかで、とってもかっこよかったです。
 
あんな素敵なひとになりたい、と思いました。
 
 
放送内容は上記の番組サイトでご覧になれます。
署名キャンペーンもぜひよろしくお願いします。
 
▼署名キャンペーン
クラスに必ず1人いる子のこと、知ってますか?
〜セクシュアル・マイノリティの子どもたちを傷つける教科書の訂正を求めます〜

 
セクシュアル・マイノリティを無視しない教科書づくりの一歩です。
 
 
あと来週のことですが、室井の生まれ故郷でイベントも行うことになりましたので、愛知県にお住いの方はこちらもぜひチェックしてください。私も行きます。
 
▼トークイベント
Book Cafe &bar カゼノイチ
TALK SESSION Vol.3
『テーマ:LGBT(性的少数者/セクシュアル・マイノリティ)』※タイトル未定

 
日 時:1月16日(金)18:00 OPEN / 19:00 START
場 所:Book Cafe & Bar カゼノイチ
    愛知県安城市愛知県安城市住吉町3-10-30