「課外授業」スタート~70回クルーズ~

グローバルスクールの授業の中に、「課外授業」というものがあります。
それは、乗船している水先案内人の方に、グローバルスクールの生徒のみを対象にお話をしていただくというなんとも贅沢なもの!(通常は、乗船されている方全対象なのです)

記念すべき第一回目は、元朝日新聞記者・伊藤千尋さん!
今回は、伊藤さんの水先案内人パートナーもしている、グローバルスクール生徒・大川さんとの対談形式のお話でした。
大川さんの体験を元に、伊藤さんの話は進みました。
今日は、その大川さんのレポートでお送りします!!

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はじめまして。大川です。
わたしは今まで、自分の不登校・引きこもりの体験をここまで赤裸々に人前で話すことなどまったくありませんでした。
人に説明する機会があったときも誤魔化していた部分に向き合い、さらに大勢の人に聞いてもらおうと思えたのも、ピースボートという空間やグローバルスクール担当の恩田さん(通称:ブイちゃん)の存在に助けられたからかもしれません。

私の話を聞いて、千尋さんは
「君達は『学校に行かない』という、『ほかの人にはできないこと』ができているじゃないか」という言葉。
今まで、不登校・引きこもりをポジティブに受け止めて言葉にしてもらえたことが無かった中で、目からうろこでした。

自分のしてきたことを肯定してくれたという安心感。
すごいことだと感心してもらえる喜び。

もし、
「そうだったんだ、大変だったね。かわいそうに」
という反応が返ってきていたら、それ以上語ろうとは思わなかったと思います。

でも千尋さんは違いました。
純粋に興味を持って話を聞いてくれたこと、私のつたない話を正確に理解してわかりやすい言葉にしてくれたこと、「そうなんだ、それはすごいね!」と認めてくれたこと。

パワフルでポジティブな千尋さんにたくさんのパワーをもらいました。

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普段はパワフルで行動派の大川さんにも、かつてはこういった一面があったことを聞き、他のグローバルスクール生徒も何か考えるところがあったようです。

人は見かけに寄らないというのは、こういう一面もあるなぁ、と思った今日の課外授業でした。

今日から授業がはじまりました!~70回クルーズ~

コミュニケーショントレーニングの一環に、『朝活(あさかつ/朝活動の略)』というものがあります。

トレーニングの効果を十分に受けるために、まずは身体の調子を整えます。
昼夜逆転などで身体のバランスが崩れていると、物事を考えたり、何かを学ぶのに障害になってしまうそうです。
陽の光を浴びると、ホルモンバランスが整ったり、色んな作用で脳が正常に機能するそうですよ。

私も引きこもっていた時(10年くらい前ですかね)は昼夜逆転生活。
部屋のカーテンも四六時中締め切って生活していました。
当時の私の思考回路と言えば、なんでもかんでもネガティブに考えたり、ずーっと同じことを繰り返し考えたりしていました。それはまるで、抜けないトンネルを歩いているようで途方もなく、ずいぶん悩んだものです。
外に出るようになってから、それは幾分改善されました。
なるほど、そうゆう一面があったんですね。

この『朝活』は、崩れてしまった身体のリズムを取り戻す為に、毎朝起きて、陽の光を浴び、軽く運動をするというものです。せっかく気持ちのいい朝に起きているのだからと、早朝和太鼓教室『15分間太鼓塾』を開催しています!

今日はその第一回。
慣れない動きにまじめに取り組んでいる生徒の顔が伺えます。

『疲れた』と言っていた子もいましたが、『楽しかった!』『もっとやりたい!』という声も多くて嬉しい限りです。

そしてなんと練習中に、

雲の間に虹が!
些細なことかもしれませんが、これだけでもハッピーな気分になりました。

いいスタートが切れた感じがします。

朝活の後には、授業があります。
次は、授業の様子を報告します!