あのときパソコンがあったから。

テラコヤを今週末に控え、イベントの準備やパンフレットのリニューアル作業に追われているわけですが、今日はちょっとお出かけしてきました。
 
ここは、渋谷にある『大人のための本格的なデザイン学校』さん。
現役学生というよりも、社会人をやりながら学んでいる人が多いところだそうです。
 
ピースボートとも関わりのあるgreenz.jpの兼松さんなんかも特別講師をされていたとか。面白そうなところでした。
 
わたしもデザインを仕事にしているわけですが、(グローバルスクールコーディネーターの傍ら、ピースボートの印刷物の制作もしているのです)そういう学校行ったわけではないので、学生として学んでみたいなーとは常々思っております。
 
『3年学校通うより、1年の現場。』とは、
とあるデザイナーが言っていた言葉ですが、
とはいえ興味はありますよね。
 
しかし、引きこもりながらネットやってパソコン弄っていたことが今の仕事に繋がっているわけですから。人生どうなるかわらかないものです。当時家族からは怪訝な顔されてましたからね、寝ても起きてもパソコンの前にいるっていうこと・・。ええ確かに廃人でしたけどね。
 
パソコン至上主義というわけではないですが。
 
我が家も、『ネットでコミュニケーションを取るのは、バーチャル世界の夢物語。現実社会からの逃げ。』と親に言われたときは、なんとも埋められない溝を感じたわけです。(身近に心許せるひとがいないときとか、ほんとに救われる思いなんですけどねネットでの出会いも。)親は親で育ってきた環境が違うので、そう考えるのもわからなくはないですけどね。
 
パソコンはあくまでツールでしかないので、それを何に使っているのかっていうのがひとつ、大事なポイントなんじゃないかなーと思います。(あと本人の意思)
 
ということで、そんな昔話はどっかに転がしておいて。
今日は東京デザインプレックス研究所さんに
お邪魔してきました~。ありがとうございましたー。

わたしの名著『こわせない壁はない~人生が新しくなる33の心得~』

みなさんこんばんは。
突然ですが、活字の読めない恩田です。
読めるのは、今のところよしもとばななさんだけ。
ばななさんの作品は共感性がとても強いのでなんとか読めます。
(とくに昔の作品)
 
インテリぶって読み始めてみては、読み切らないまま放置・・・を繰り返して20数年。
本の読めるヒトになりたい・・・。
『わたしの名著』シリーズをはじめたのも、(実はシリーズでした。まだ2冊目ですけどね)本を読むプレッシャーを自分に与えるためでした。
 
そんな私が、最近読み切った本があります。
ピースボートに何度も水先案内人(ゲスト)として乗船していただいている医師で作家の鎌田實さんの新刊です。
 
『こわせない壁はない
 人生が新しくなる33の心得』
          著者:鎌田實

 
この本は、鎌田さんご自身の体験や、まわりの方々の経験から見える、選りすぐった壁のこわし方33選をおしえてくれる本です。
多忙な日々を過ごす中で、苦手なことに向き合うことがきっかけでパニック障害を発症した鎌田さんは、そのことがきっかけで人生の軌道修正をできたと言います。
 
壁にぶち当たった時に、どうしたらいいか。
こわせない壁に見えても、角度を変えて、視点を変えて、素材を吟味して、どうやってその壁を崩すのか・・・
実は、壁をこわすポイントは、“壁”ではないところにあるのかもしれない。
 
その力強いタイトルの通り、この社会を生き抜くためのコツ、みたいなものが詰まった一冊でした。
この私が3日ほどで読み切ることができたのは、読み手の心に寄り添って、できるだけコツを探し出しやすいようにした鎌田さんの優しさそのものなのかも。
でも、最後に“壁は、再生のために存在する人生の新陳代謝”と言い切るあたり、ストイックなヒトだとも思う。人生に挑み、人生を乗りこなす、そんな生き方ができればもう怖いものはないんじゃないだろうか。。。
 
 
実はこの本の中で、グローバルスクールのことも触れていただいています。
嬉しいです。ぜひお手にとってください。第二章です。
 
 
 
素敵な大人に出会えることって素晴らしいと思うのです。
『大人を信じられなかった10代』の感覚が強く心に残っているからでしょうか、真っ当な大人に出会えると、ほんとうに嬉しくなります。
人生捨てたもんじゃない・・ってやつですね。