先日、ピースボート勉強会「学校に行かない生き方~ヒトと違うから世界はおもしろい~」を開催しました。ご来場いただいたみなさんありがとうございました。春から教職に就くひとやグローバルスクール卒業生、なんとなく来たという方まで(笑)、約30名のさまざまな方にお越しいただけたようでありがたく思っています。
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タイトルは学校を否定するような感じのものになってしまっていましたが、不登校のメリット/デメリットを自分の生い立ちを使い分析しながら、社会としてどう捉え、学校も含めて子どもたちをどう包括していくのかを考える会になればいいなと思いながらお話させてもらいました。
私にとっての人生のターニングポイントは定時制高校への進学とピースボートの船旅だったわけで、それに共通するのは『物理的に多種多様なひとが集まる環境』だということ。公的教育機関の中で居場所をなくした私には、そういった多様な環境の中で社会経験を積むことが効果的だった-ということでした。
子どもの世界は狭いです。家庭、地域、学校など自分の力で選択することは難しいです。だからこそ、学校そのものがストライクゾーンの広い環境であること、そして学校ではない選択肢も当たり前に手の届く環境が増えることが必要だと思います。
そして、社会が誰かにとっての“孤立”を生む仕組みになっていないか、不登校に限らず常に意識し確認していくのが大人の責任なのだと思います-というようなことをお話した1時間でした。
最後に、会の中でも触れた世界をめぐる船の上の教員養成プログラム『Global Teachers College』を紹介します。地球一周したことのある先生のストライクゾーンって広くなると思うのです。そんな先生のいる学校(とまで言わずともクラスでも)のストライクゾーンも広くなると思うのです。教員志望向けの新しいプログラムです。ぜひ。
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