『-つながる-』

先週末は茨城県は水戸にお邪魔しました。
船旅説明会の為です。
お邪魔、とは言っても、説明会が終わったら帰りのバスの時間ギリギリで、結局会場とバス停の往復で終わってしまいました。。。非常に残念です。
せめて納豆くらい買いたかった・・・次は、水戸満喫したいものです。

さて、その水戸にお邪魔したのは土曜日。
日曜日はお茶の水でとあるイベントにお邪魔してきました。
今日は、その話を少ししたいなーと思います。

年間3万人、一日に80人。

この数字が意味するもの、ご存じですか?
これは、日本の自殺者数を指しています。

先週日曜日、『ユースリンク』という学生団体主催の
『学生の、学生による、学生の為の“緊急フォーラム”
「いま、休学生があぶない」~YouthLINKキックオフイベント~』
というフォーラムに参加してきました。

10~30代の死因順位一位は、この『自殺』。
若者にとって、身近な問題です。

このユースリンクさんという団体は、様々な悩みを抱える学生の孤立を防ぐための環境作りを行う団体だそうです。

このフォーラムの中で、休学経験のある学生さんの生の声を聞くチャンスがあったわけです。

『まわりに合わせなければ』という同調圧力の中での苦しみ、
親の求める自分と本来の自分のギャップに苦しみ、
とにかく自分を責め続けたりした日々、
休学せざるを得なくなった状況を伺ったわけですが、
そこにはもう壮絶な苦しみが詰まっていました。

こういった、追い詰められた休学生が、『自殺』と言う選択肢をとらないで済むように、『Link-つながって』いこう、という取り組みを広げていくそうです。

わたしが日頃からとてもお世話になっている方が、
以前こんなことをおっしゃっていました。

『都会と言うのは、タフかバカじゃないと生きていけない環境。』と。

冗談交じりでおっしゃっていましたが、わたしは頷いてしまったわけです。

不干渉で不感症でないと、とても生きづらい世の中。
当事者同士がつながることはもちろんですが、
社会全体で支え合える環境をつくること、
ほんとうに急務なのだなと、
フォーラムに参加して改めて強く感じたのでした。

そんなこんなで、
自分の経験や、色んなこと考えてパワー使ったので帰りにカフェに寄りました。
WIRED CAFEのベリーフレンチトースト。美味しかったのです。
息抜き息抜き。

『思いを伝えるということ』

先日、渋谷PARCOで開催中の
大宮エリーさんの『思いを伝えるということ展』に行ってきました。

とーーーっても素敵な内容だったのでちょこっとだけ紹介します。

「心細さ」「高揚感」「切なさ」「感動」など、
目には見えない、ヒトの『こころ』を表した展示会でした。

会場中にいろんな仕掛けがあって、
進んでいく為のヒントが散りばめられているのです。

わたしが一番印象に残っているのは、『感情の箱』でした。

中身の見えない「哀しさ」や「虚しさ」や「喜び」や「愛しさ」の箱があって、
手を入れられるようになっているんです。
手で感情に触れるんです。
でも箱の仕掛けはそれだけじゃなくて・・・

(と、これ以上書くとネタバレになってしまうのでここまでにします。)

その箱の仕掛けがわかったとき。

ああ、こうやって表現したらとってもわかりやすいなーと、
ほんとはわかりやすいけど、
わかりにくいのが『こころ』なんだよなーと思ったのでした。

自分の『こころ』が今どんな状態なのか、
わかればどれだけ前向きになれるんだろう。

会場の中には、たくさんの、ちいさなストーリーが散りばめられていて

忙しい日常の中でついつい忘れちゃうこと

見えにくい自分のこころ、誰かのきもちに、ハッと気づかされるのでした。

あー あの感動を伝えきれない自分の文章が情けないですが、
ほんとに、とても素敵でした。

開催期間もあと僅かなのですが、
お時間ある方は是非行ってみてください。

こころが疲れてるなーというヒト

毎日が、いつの間にか過ぎていってしまうヒト

自分のことを好きになれないヒトに是非行ってほしいなと思いました。

いやー
大宮エリーさん素敵でした。

『大宮エリー 思いを伝えるということ』
http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=451

◆コメント返信
>> きたふじようこさん
ようちゃん。
こちらこそよろしくお願いしますね。