再び『いってらっしゃい』~71回クルーズ~

今日は、私が下船する前後のレポートです。

私が行う、最後の朝活。

横浜出航の翌々日から、寄港日を除く毎日7:30から30分間実施しました。
(時差発生日に時計を戻し忘れて6:30からやってしまったこともありました・・・。)
眠い目を擦りながら練習した事も度々ありましたが、広い海の上、大きな空の下で太鼓を叩くのは、ほんっとうに気持ちいいです!

この太鼓教室は、グローバルスクール生だけでなく、一般の参加者向けにも実施していたもの。
太鼓教室参加者による発表会では、グローバルスクール生も数名、その成果を披露しました。

見に来てくれた人にも大好評。
アンコールまで頂いちゃって、最高に気持ちの良い演奏でした!

そして、2週間のコミュニケーショントレーニングプログラムも修了。
その修了式の様子です。

トレーナーのクリスさんから、一人一人に修了証書を手渡します。

そして修了式が終わると・・・

なんと、生徒主催のクリスさんとわたしのサプライズお別れ会になりました。

寄せ書きをもらい、みんなで記念写真。

みんな良い顔してるなー

『僕たちはワンチームだから、無理矢理じゃない形で仲良くなっていこう』

そう言って、コミュニケーションを教えてくれたクリスさんのお陰で、最初はほんとに不安顔だった生徒たちも、こんな良い表情が出るようになりました。

お別れ会も開いてくれて。
サプライズ映像に、ビデオメッセージをもらっちゃいました。

こんな手の込んだことしてくれるとはまったく思っておらず、ちょっぴり涙。(嘘です。号泣でした・・・)

グローバルスクールの生徒以外の人たちも集まってくれて、ほんわか温かい空気の中見送ってもらいました。

そしていよいよスリランカ出港。

それまで、香港、ベトナム、シンガポールと船から離岸を見ていた私は、ついに岸壁から船を見送る側に・・・
船から見てると結構ゆっくりだなーと思っていた離岸の速度も、陸から見てるとあっと言う間。

どんどんどんどん小さくなっていく船に、

『置いてかれる!』と焦る、ちょっぴりせつない気持ちと

『楽しんできてね!』と、船旅が良きものになるように願う気持ち、ごちゃ混ぜで見送りました。

残りの旅で、彼らはどんなことを経験して帰ってくるのでしょうか。

とにかく、無事に帰ってくることを願い。
お土産話を楽しみに、3ヶ月後の横浜港には迎えに行きたいと思います。

Bon Voyage!!

グローバルスクール担当:恩田夏絵(ブイ)

ベトナム・ダナンの若者と大交流!~71回クルーズ~

70回クルーズのレポートでも書きましたが、今回も行ってきました!
ベトナム『ダナンの若者と大交流』コース!!
つい3ヶ月前に訪れたばかりなのに、交流会場が新設されていてとっても交流しやすくなりました!

私は、今回もツアーリーダーとしての同行です。
このツアーへの参加は今回で4回目!
現地の受け入れスタッフはもうお友だちです。
個人的には、もはや第二の故郷感覚です。

このツアーは、ピースボートからの参加者とベトナムの若者たちが「1対1」のペアを組んで、それぞれのグループで自由行動をしたり文化交流会に参加します。
一緒に街へ繰り出して案内してもらったり、もちろんお昼ご飯も一緒。文化交流会でも隣同士で座って、とその相手が一日のパートナーとなります。

コミュニケーションは、主にベトナム語の『指さし会話帳』と『身振り手振り』。
(ちなみに、ベトナム語の挨拶は『シンチャオ』と言います。)
英語ができる子や、最近では日本語を勉強している子も増えてきましたが、基本的には”体当たり”な交流です。

ドキドキ。

早速、街へ。
近くの市場に連れて行ってもらったり、最近オープンしたというショッピングモールに連れて行ってくれたり。

学生の主な交通手段は、自転車やバイク。

自由行動のあとは文化交流会。

一緒に楽しめるゲームや、日本の文化紹介と言うことで出し物などをして交流を深めます。
(ちなみに今回は、某国民的多人数アイドルグループのダンスと、某教育番組の体操ダンスをやり、大盛り上がり!)

最後は連絡先を交換しあったりして。

最近では、その後も『メール文通しているよ』なんて話も聞くようになりました。

このツアーに行って実感するのは、
人は、言葉がわからなくても仲良くなることができるということ。
(もちろん、言葉がわかればもっと深く繋がることもできます!)

『言葉』と言うコミュニケーションツールを取っ払った時に、
”人と向き合うこと”に必要なものがなんなのか、わかりやすくなるんじゃないかなと思います。

ベトナム出港のとき。
「来て良かった」と大号泣していた子がいました。

日本にいる時、”人”との関わりの中で傷付き、自分を見失ってしまったと言うその子が、
”人”と出会い、別れ、その別れに涙を流す。
そんな経験が、その子の心をほぐしていってくれたらいいなぁと、思います。

グローバルスクール担当:恩田夏絵(ブイ)