帰国まであとわずかとなりました。
Gs生はGSの集まりの場を安心出来る場として、他との交友関係を築いたり以前より企画へ積極的に参加しております。
最近では、GS生のひとりが船内企画で壇上に立ち自分の話を行ったり、イベント実行委員に携わったりとみんなの成長ぶりが見られます。
そして、残り少ない時間でもっと学べる場が欲しいということで課外授業を積極的に行っています。
水先案内人(船内で講座を行っていただくゲスト)を中心に参加者の方もお招きし、ライフストーリーや人生に役立つワークショップなどを行っていただいております。
水先案内人として初乗船されたクレイジーウェディングのプランナーである山川咲さんによるライフヒストリーは生徒にとって共感度が高く、その後山川さんへ相談する方もいました。
また、水先案内人のテンダーさんによるコミュニケーションを通して互いのニーズが満たされるまで話し合いを行い平和的解決を目指すNVC(非暴力コミュニケーション)のワークショップ、ピースボートスタッフの原田によるセクシャルマイノリティ(LGBT)の話、船内有料プログラムGTC(世界を通して教育について学ぶプログラム)とのワークショップなど様々なゲストを通して学ぶを深めています。
寄港地では最終寄港地のハワイイでGS生でBBQを行いました。
クルーズ最終寄港地の思い出として大切な時間となりました。
現在は、GS集大成としてラストアクションの準備をおこなっている最中です。
今までは参加者として企画に関わっていたみんなが今回は企画者側として日々奮闘しながらミーティングを重ねています。
初めはやりたくないという声もありましたが、話し合いを積み重ね全員でラストアクションを作っていこうとなり準備が着々と進んでいます。
今回のラストアクションのテーマは「自分らしくいられる居場所」。
生徒たちはそれぞれ今クルーズの船旅の意味、そしてこれから待つ「みらい」について考えながら残り少ない発表に向けて過ごしています。
今回10期のラストアクションがどのようなものになるか私も楽しみです。
92回クルーズ
グローバルスクール担当 中田雪裡
一ヵ月報告~92回クルーズ~
出航から一か月が経ちましたが、船からレポートが送られてきましたのでご覧ください。
* * *
92回クルーズが出航して一ヶ月が過ぎました。
出航してから初めてのブログです。今後帰国まで不定期的ではありますが、グローバルスクール第10期生徒たちの様子を報告していきます。
今回、92回クルーズグローバルスクール(以下、GS)の担当をしていますピースボートスタッフの中田雪裡がお届けします。
1ヶ月ほどの内容をまとめて書きます。
今クルーズは9名の生徒とカウンセラーの西田博明さん(通称ヒロさん)、私の計11名のクラスです。
あっという間に時間は過ぎ、ヨーロッパの寄港地ラッシュとなりました。この1ヶ月間はGS生にとって時間があっという間に過ぎて行きました。横浜、そして神戸出港後、船旅生活に慣れるまで右往左往しておりましたが現在はGSも落ち着き楽しい日々を送っています。
この間、船内では入学式そして水先案内人でもありナビゲーターの石川清さんによるコミュニケーショントレーニング、他水先案内人をゲストに迎えて行う課外授業、GSの語学教室(GET)、個別相談、朝活を行ってきました。
出航したばかりは自己紹介でも顔を見合わすのも会話をするのも難しかったみんなが、今では抵抗なく話しています。
ナビゲーターの石川清さんが乗船していた区間は懐の深い石川さんの人柄で下船時にはGS生が「下船しないで!」というほど。
コミュニケーショントレーニングでは自己紹介やお互いを知る期間としてみんなの仲が近づく時間となりました。
課外授業では今まで8人のゲストを迎え人生の生い立ちの話やワークショップを行ってくださいました。
ゲストは水先案内人やスタッフ、参加者の方と様々。普段、船内講座では聞けないお話を聞く貴重なお時間となりました。
はじめは聞いているだけでなかなか質問が出てこなかったGS生も最近では質問や意見などが出てくるように。
朝活では、日々ウクレレと太鼓を使って92回の出航曲「slow&easy」を練習しております。
GS GETではゲームなどアクティビティを使ってレッスン!
じゃんけん列車や名前を覚えていくゲームなど先生方とも楽しくふれあいながら語学を学んでおります。
そして先日、GS生の中で何か目標を持って生活したい!という声が上がりました。
何かみんなで同じ目標を持ち、何かしらの形で表現したいというものでした。
今後、話し合いながら決めていく予定です。
生徒たちの主体性やチームへの意識が高まっています。
私も担当として嬉しく思っています。
そして寄港地では先日ギリシャのサントリーニ島でGSメンバーで廻りました。
ロバに乗ったり知らない国で人に尋ねながら目的地に行き、料理を頼む。非常に楽しく充実した時間になりました。
まだまだ船内生活や寄港地の自由行動にも慣れず悪戦苦闘をしている姿も見受けられます。
ただ、悩みながらも前に前に着実に進んでおります。
私も負けてはいられないという気持ちで今後もサポートを行っていきます。
92回クルーズ
グローバルスクール担当 中田雪裡