あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
瞬く間に2014年が終わった気がします。
2015年がはじまったばかりではありますが、今日は昨年を振り返るところからしたいと思います。過去に囚われる必要はないけれど、いまの自分を作るのは昨日までの自分。なにをしてきたか、なにをしていたかということは、結構簡単に忘れてしまえるものでもあると思うので。備忘録的に。
昨年は、新年早々アースガーデンさんに記事が載りました。
→恩田夏絵・室井舞花の同性結婚カップルに聞いた自由でカラフルな愛のカタチの未来予想図
それがきっかけになったこともあり、LGBTをメインのテーマにしたアートプロジェクトを立ち上げ、5月には写真展も開催しました。
→写真展やってます
8回目のグローバルスクール開校。
2010年の第1回から、4年目に入り、卒業生も100名を越え、一歩一歩進んでいることを実感する年でした。
ねりまサポートステーションさんでお話しさせていただいたりもしました。“自分の人生”をメインテーマに話すのははじめてのことだったので、なんだかこそばかったですが、あのとき表現したことが後日行ったUX会議でプレゼンしたことの核になったのでした。
なんといっても、ひきこもりUX会議の存在はほんとに大きかったんだなあと、開催から1か月ちょっと経ち、改めて思います。
作っていく日々も、その後の反応も。やりがいあったなあと感じさせるものでした。
やっぱどこまで行っても先はあるし、天井はあるし。キリがない。
さあ次はなにをやろうか。
2014年で感じたこと、考えたコトを活かして、2015年も一歩いっぽいきたいとおもいます。
ひきこもりUX会議やりました。
11月30日、東京ウィメンズプラザ。
プレゼン&ミニセッションイベントを開催し、320名の方にご来場いただきました。
ご協力いただいたみなさん、ご来場いただいたみなさんにはほんとうに感謝です。ありがとうございました。
『こんなのおかしい!』
『なんでこうしないんだろう!』
社会に対して(自分に対して)、表しようのない不満をたくさん抱えていました。今になって思うのは、抱えるだけではなにも変わらなかった、ということ。
否定や批判の先にも、そこには人間がいて、それぞれの考え、生き方がある。否定するだけでは、変化を起こすことは難しい、ということ。
当事者の思い、考え、状況は、想定した以上に、家族や支援する側に届いていないのだなーと思うことが今までたくさんあり、歯がゆい気持ちでした。
支援する側にいる人、ご家族に対して伝えるための場づくり。
広く“自分はこう思う”と表現すること、そして前向きに提案をすること。それがこのイベントの実施へとつながりました。
そんなこともあって、アクセスのいい渋谷で開催することにしたわけですが、こちらの予想以上に当事者の来場数も多くて驚きました。
全体の3分の1くらいは当事者だったようです。
青山の街に、ひきこもりが集った。
その意味を考えています。
ここからまた、次の動きができるんだと思います。
今回表現しきれなかったことたくさんありますから、またこの先、どうやって、誰と、なにを表現していこうかというわくわくでいっぱいです。
プログラムの中で行われたミニセッションは賛否が分かれるようなのですが、辛い思いをさせてしまった方には申し訳なく思いますが、でもここで生まれた動きがあるようで、そこは嬉しく思ってます。
会終了後に、話しかけられた2人組。
お友だち同士かと思ったら席が隣同士でミニセッションで仲良くなったと、そのあと食事に行くと言っていました。同様の動きが他にもあったようで、呼びかけてご飯しに行ったって話をいくつも聞いています。
集う“場”があることの重要性。人が集うことで、新たな動きができます。ここからどんな動きができるのか。自分たちはどうなっていくのか。非常に楽しみです。
ちなみに当日私は
・『支援する側』と『支援される側』に分けられる違和感
・『支援』というものが合わない当事者がいる=私がそうだった
・雑多な人たちが混ざる場(=船)の持つ可能性
・“人が幸せに生きるために必要な場”とはなにか
というお話をしました。
レポートなどはまたイベントのブログでアップしていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。
イベントオフィシャルブログ
ひきこもりUX会議終了しました!