月: 2011年4月

今日は、コミュニケーション授業のあとに、
元沖縄県知事で現大田研究所所長の大田昌秀さんによる課外授業がありました。
課外授業とは、クルーズに乗船している水先案内人（洋上ゲスト）の方に
スクールの生徒への特別授業をしていただくプログラムのことです。

ただ授業と言っても『先生』と言うよりは、
『人生の先輩』としてお話頂く機会です。

大田さんには、自身の戦争体験や旅をする意義などを語っていただきました。
戦後、その体験を元に様々な活動をしてこられた大田さんの話を聞いて
唖然としたり、自分の人生に置き換えてみたりと、
生徒たちにも良い刺激になったようです。

『尊敬できる大人』が近くにいることは、
自分の人生を考えるときに、とても良い刺激になると思います。
お手本になる『素敵な大人』がいることは、素晴らしいことだなと、改めて思いました。

今日は早速、スクールの開校式がありました。
これから行われるコミュニケーショントレーニングや課外授業に向け、
校長のことばやコーディネーターの想い（わたしのことです）など、話を聴いたり、
コミュニケーションゲームをやったりしました。
最初はみな無言、反応も薄い中のスタートでしたが、（＾＾；
最終的には笑い声や発言も出だし、結構楽しめたんじゃないかな。
スクールの雰囲気は悪くない感じで、はじまりました。

出航から１日が経ちました。
生徒たちは慣れない船に迷子になったり、たくさんのヒトと「はじめまして」の挨拶を交わしたりと、とまどいながらも船の生活をスタートしています。

「友だちができるか不安」
「うまくやれるかな・・・」

そんな声が生徒から上がっております。
さぁ、ここからどんな旅になるのでしょうか・・・。