課外授業・鎌田實さん~79回クルーズ~

今日も船からのレポートをお送りします。
それと、最近グローバルスクールの卒業生の紹介もよく更新しているので、
そちらも是非ご覧ください!
グローバルスクール公式ページ

それでは、レポートどうぞ!

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エジプトを出港し、ギリシャ・イタリア・スペイン…と寄港地ラッシュが続いています。

眠って起きて外に出たら、ヨーロッパの綺麗な風景が日替わりに広がっていて映画のセカイに飛び込んだような日々を送っています。

のーんびりと綺麗な海を眺めながらの午後のひと時は船旅ならではの贅沢な時間だなぁと感じます。



エジプトからスペインの区間で乗船していただいた水先案内人 鎌田實さんの課外授業があったので、レポートします。今回のレポーターは、私です(^^)v

青木友里

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■特別講師による課外授業編

水先案内人による課外授業は、グローバルスクール生の特権!
いつもは、500名近くの人を前にステージで講演するゲストの方がスクール生に向けて同じ目線で向き合い、お話をしてくださいます。

国際政治学者の高橋和夫さんに続き、先日は諏訪中央病院名誉院長で作家でもある鎌田實さんの課外授業がありました。今回は、夕食を一緒に食べながらの授業です。



鎌田さんは、スクール生ひとりひとりに「君は、ドコでつまずいたの?」と、ひとりひとりと向き合って話をしてくださいました。
初対面の人に自分のつまずいた経験を話すなんて、簡単にできることじゃないけど魔法のような投げかけで、スクール生はありのままの自分を話していました。
鎌田さんは、不思議な先生だなぁ…。

『自分の個性を押し殺さず大切にすること』
『そんなに完璧な自分を求めすぎなくてもいいんじゃない?』
『がんばったんだね』
…と、スクール生を暖かく包み込んでくださいました。

鎌田さんから認めてもらえると何だか特別な感じがして、みんなの心は満たされて柔らかい表情になりました。

スクール生の雪蘭が、しっくりくる感想を聞かせてくれました。
『鎌田さんは、山のロッジに住んでいる大きなクマさんみたい。
私たちがトントンと扉をノックすると扉が開いて、甘いハチミツを
「はい、どうぞ」と優しくくれる感じ。』

鎌田さんの課外授業は、スクール生に柔らかくて美味しい生きるエッセンスを、ひょいと加えてくれたいい時間となりました。



(写真・右手前が雪蘭です)

これからも色んな特別講師による課外授業が予定されています。
とっても楽しみです。

*鎌田さんのブログでも、課外授業の様子が紹介されています。
船上グローバルスクール: かまたみのる公式ブログ 八ヶ岳山麓日記

はじめての交流ツアー~79回クルーズ~

みなさん、こんにちは。

最近発掘された、7年前のあるアンケートで、
「個人的な今後の課題はなんですか?」という質問に
「人として成長したい」と書いていた恩田です。

なんでしょう、この、
昔の自分を垣間見たときのこのくすぐったいほろ苦い感じ(苦笑)。
ちょっと…つらいです……。
いや全然、いいんですけど……いい、んだけど…………。

過去を後悔しても、なににもならない。
明日の方向を見据えて、精一杯生きています。

さてさて、今日も船レポートです!

* * *

寄港地での異文化体験、今回は「ドキドキいくちゃんの初めての交流ツアー」レポートです。

青木友里

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■初めての交流コース編

クルーズ3つ目の寄港地コロンボ(スリランカ)。

香港とシンガポールは友だちと自由行動しましたが、コロンボでは初めての交流ツアーに参加しました。「日本語を学ぶ高校生と交流」というツアーです。



ツアー出発の何日か前、船内であったツアーの説明会に参加しました。

そこで、同じ日本人同士でも初対面の人の前では緊張してしまうことがわかって「あぁ、この知らない人と移動のバスでも隣になってしまうのかぁ」と、ツアーに参加することがちょっと憂鬱になりました。。。

そこで、シンハラ語(※スリランカで使われている言葉)の挨拶を覚えたり、交流相手にする質問を考えたり、折り紙を練習したりツアーを楽しむ為の準備をして挑みました。

ツアー当日、心配していたバスでの移動。
顔見知りの人をみつけて隣に座りました。これで一安心!

到着後は、スリランカの人たちによるダンスや歌の発表があって、その後はピースボートのみんなの発表をやりました。発表の中にラジオ体操があって、同行したスタッフに指名され、なんと!私がステージに上がることになってしまいました。予想しなかった展開に驚きました。ラジオ体操は、出航前に参加したグローバルスクールの陸上校でやっていたので身体が覚えていました。

お互いの発表が終わった後は交流タイムになりました。100人近くの交流相手を前に呆然としてしまい、なかなかスムーズな交流ができませんでした…。

でも一人だけ仲良くなった女の子がいます。コシーラという女の子です。彼女と仲良くなったきっかけは、隣の席に座っていて彼女から話しかけてくれました。ラッキーなことにコシーラは日本語がペラペラでした。コシーラとは緊張しながらもいろいろと話をしました。

事前に練習していたシンハラ語「アーユーボーワン(※「こんにちは」の意味)」と、私が言うと笑ってくれました。他には「ストゥーティー(※「ありがとう」の意味)」も使って通じました!

…が、会えて嬉しいですという意味のシンハラ語は通じませんでした(涙)



交流の時間。日本の文化紹介をしよう!ということでお習字をしました。筆で彼女の名前を漢字で書きました。



コシーラはシンハラ語で私の名前を書いてくれました。



みんなで大きな輪になって盆踊りも踊りました。



スリランカといえばカレー!昼食は、スリランカカレーを食べました。味は、私にはイマイチ…やっぱり日本で食べるお母さんのカレーが一番美味しいと感じました。

昼食後は、スリランカ人の友だちと一緒に町歩きをするというスケジュールでした。

ここで、思わぬ出会いがありました。



ゾウさんとの出会いです。動物が大好きな私は、人に出会いに行くコースに参加たのに、このゾウさんを目撃した時の方が感激しました(笑)

気持ちよさそうにザバーンザバーンと揺れながら水浴びをするゾウさんを見て、「ゾウさんはこうやって喜ぶんだなぁ」とホッこりとした気持ちになりました。

ツアーの最後の方は、暑かったのと、慣れないこと続きで疲れてしまい、早くオーシャンドリーム号に帰りたくなりました。この時にオーシャンドリーム号は、私にとっての「家」になったんだなぁと感じました。

いままで、外国人の友だちは、近所にお嫁に来た中国人のキョウちゃんの一人だけでした。
初めての交流コースは緊張したけれど、コシーラは私にとって人生で二人目の外国人の友だちで、ピースボートの旅の中でできた外国人の友だちの中では初めての友だちになりました。

次はエジプトでも交流コースが待っています。あぁまた緊張しちゃうのかなぁ。。。

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以上
いくちゃんのレポートでした!!
ほっこりしちゃいます♪

★コメントへの返信

こーへいさん>>
コメントありがとう!
いくちゃんのレポート、共感性半端ないよね(笑
よく伝わる。