乗船前大学卒業後、約6年間会社員をしていました。小学校時代からコミュニケーションが苦手で、中学時代は不登校、引きこもりで約2年間全く学校に行けない時期もありました。
乗船中GS、GET、コモンビートミュージカルなどさまざまな企画に積極的に参加しました。
下船後
何事も失敗を恐れずに挑戦することができるようになりました。
2016年5月からはニュージーランドのオークランドでワーキングホリデーをしています。
最初の4ヶ月間は語学学校で英語を勉強し、その後ファームステイや、ボランティア活動などをする予定です。
当面の目標はピースボートでCC(コミュニケーションコーディネーター)として乗船することです。ニュージーランドで英語力を鍛え夢を必ず実現させます!!
南佳孝さん(参加当時29歳・神奈川県)
第88回クルーズ・第九期卒業(2015年)
グローバルスクールの
ラストアクションは「人生の集大成」──
新しい自分を発見することができた旅でした
私は2015年8月21日から12月6日のピースボート第88回地球一周の船旅に参加し、20ヵ国、23寄港地を旅しました。17歳の夏休みにニュージーランドに1ヶ月間ホームステイ、オーストラリアに一週間旅行して以来の12年ぶりの海外旅行だったので、参加した当初は非常に緊張していました。
88回クルーズに乗船前は大学卒業後、約6年間会社員をしていました。
小学校時代からコミュニケーションが苦手で、人の輪の中に入っていくのが大嫌いでした。
中学時代は不登校、引きこもりで約2年間全く学校に行けない日々が続いていました。
高校、大学は普通に過ごすことができましたが、社会人になり、人間関係や電話応対などコミュニケーションに関する問題が原因でうつ病になり、会社を3ヶ月間休職したこともあります。
船内ではGSだけではなく、GET(洋上英会話プログラム)、コモンビート(洋上ミュージカル)などの企画に積極的に参加しました。
ミュージカルでは、ダンス、歌など未経験でしたが、1ヶ月間の猛練習で約100人のキャスト、そして、裏方さんたちと一緒に素晴らしい舞台を作り上げ、GSのラストアクションでは司会を務め“人生で一番輝いた瞬間”を経験しました。
たくさんの企画に参加できたのは、「グローバルスクール」という「ホーム」、「心の拠り所」が常にあったからです。
GSはコミュニケーショントレーニング、水先案内人の話を少人数でざっくばらんに聞けたり、GS・GETなどGSだけにしかないプログラムがあるのが特徴だと感じました。
船内にはGS生の交換ノートがあり、GS生の日々の思いの丈をぶつけ合いました。
88回クルーズに乗船して、そして、グローバルスクールに参加して本当に良かったと感じています。
船マジックって本当にあるんですね。船に乗船すると何事も積極的になれます。
失敗なんて怖くない。失敗してもサポートして下さる仲間たちがたくさんいます。
南佳孝さんからのメッセージ
一歩を踏み出せば、そこには新たな世界、出会いが待っています。
人生はたった一回しかありません。思い立ったら吉日。皆さん地球一周を経験し、人生観を変えましょう!!船には本当に個性豊かな人が乗船しています。
乗船前は「自分なんて生きる価値がない。人と上手くコミュニケーションが取れないし、何の取り柄もないつまらない人間なんだ。ずっと会社員をやって人生を終える」そう思い込んでいました。
でも、20代の最後に“人生を変える出来事が経験したい”“コミュニケーション能力を高めたい”という気持ちが強くなり、街角に貼ってあるピースボートの地球一周の船旅のポスターを見つけ、ボランティアスタッフ説明会に参加したときに、グローバルスクールのチラシに書いてある『不登校、引きこもり、ニートでもいいじゃないか』『私を誰も知らない場所でやり直す』という文章に引かれ、2ヶ月後に出航する88回クルーズに乗船することを決断しました。
乗船後は人生観がガラリと変わりました。自分は全てに対して臆病で困難から逃げていただけでした。皆さんも思い切って飛び込んで、自分の価値観を変える冒険に出発しましょう!!海、世界は本当に広大です。