元不登校・ひきこもり経験者が発案した洋上フリースクール ピースボートグローバルスクール

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川端洋平さん(参加当時27歳・群馬県)
第76回クルーズ・第四期卒業(2012年)

自分が変わるために、「もう一度」の
旅のきっかけをくれたのはグローバルスクールでした

もともとの自分の性格的なことと、あまり人と接することが少ない工場での仕事ということで、コミュニケーションが少ない生活をしていました。仕事と家の中にいる毎日で休みの日も友だちと会うことのない日々。そういう自分と生き方を変えたくて、「海外に行こう」と思いました。
人が苦手な自分だったけど、たくさんの人が乗船しているピースボートに身を置くことで自分を変えられるんじゃないかと考えました。
船に乗ってからは、乗船前に大きな期待を持っていたぶん思っていたよりうまく人とつき合えず、悩みながらも3ヶ月の船内生活を送りました。そのクルーズが終わる前に、乗船前の「自分を変えたい」という思いがまだ実現できていないと感じ、下船後4ヶ月後に出発する地球一周の船旅に改めて参加しようと決意しました。
「もう一度」と、思うきっかけを持つことができたのはグローバルスクールを受講したからだと思います。
二度目に乗船したクルーズでは、出発前に大宮のボランティアセンターでスタッフ活動を共に過ごしたたくさんの仲間たちと船内チームの運営や、イベントで人前に出たりと今までの自分にはできなかったことがいくつかできるようになりました。
二度の地球一周の船旅を経てもいまだに人が苦手なところはありますが、考えすぎず、「シンプルに他人との関わりを考えていいんだな」と思えたことが、一番の旅の収穫になりました。

川端洋平さんからのメッセージ
当たり前のことだけど、実際に動き出してみないと何もできないことが、自分自身よくわかりました。失敗することもあるけれど、動いてみないと失敗もできない。
そんなことを感じたのがピースボートの旅でした。ピースボートに限らずですが、興味があれば少しでも動きだしてほしいと思っています。

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